肉離れと鍼灸治療

 葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。

 過去にふくらはぎの肉離れを起こし、完治させずにそのままに

していたところ、その後、反対側のふくははぎも痛めてしまって

サポーターが手放せず、いつ、また肉離れが再発してしまうかと

不安を抱えつつ生活しているという方が見えました。

 肉離れは、スポーツの短距離走やバスケット、テニスなどの競技

現場で起こりやすく、腿のうしろ(ハムストリングス)やふくらはぎの筋肉が

加伸展されて発症する、とされています。

 発症後3日までの急性期は温めません。鍼治療も損傷した筋肉の 

起始と停止に置鍼をします。

 

 来院された患者さんの場合は、経過が長く慢性的なふくらはぎの筋肉の

硬さが問題でしたので、ふくらはぎと腿の後ろの筋肉に鍼通電で治療を

しました。

 治療を続けて、ふくらはぎの筋肉が和らいで来ているのが実感

されているそうです。サポーターも使用しなくなったとの事でした。