「湿気」が病の原因に

葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。

梅雨のこの季節に体調が悪くなる方がいらっしゃいます。

食欲不振や消化不良といった消化器系の症状や、喘息が出る、足のむくみが、

あることが原因で起こります。それは、「湿邪」の影響です。

東洋医学では、病因を外部環境(外因)、メンタル状態(内因)、生活習慣

(不内外因)に分けています。

「湿邪」は、外因のひとつで、抵抗力が弱まっている方、自律神経の調整

がうまくいっていない方に症状として出てきます。

鍼治療では、「湿邪」を取るツボがあります。すねや足の甲にあるツボを使います。

もし、梅雨に入ってからだの不調があったら、自分の舌を確認してみて

ください。いつも以上に、白い苔がついているかなと感じたら、湿邪の

影響が考えられます。