上腕骨と肩甲骨

こんにちは。東京都葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。

五十肩になると痛みために腕を挙げることが困難になります。例えば上着の袖を通すとき、ズボンの後ろポケットに手を回すとき、シャンプーのときなどに辛さが感じられます。また寝ている間、寝返りで痛みのために目覚めてしまうこともあります。

症状が長いと、腕はあがるようになっても肩も一緒に上がってしまう状況があります。本来は腕の上腕骨が動いても背中の肩甲骨はその三分の一位の角度しか動きません。なので腕を一番上まで上げても肩は水平のままです。ところが五十肩で筋肉の拘縮が起こると、上腕骨の動きに肩甲骨も連動してしまいます。このような時、硬くなっている筋肉をもう一段ほぐしていく治療が大事です。