こんにちは。東京都葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。
私は鍼灸師の免許取得後、筑波大学理療科教員養成施設で1年間研修しました。ここで身に付けたことがとても役立っています。最初のうちは教官が行う患者さんの治療を見て学びます。その後自分が担当する患者さんに鍼治療を行います。そしてケースカンファレンスとして治療の経緯や予後を発表します。ちなみに私は「外傷性顔面神経麻痺の鍼治療」についてまとめました。それは、鍼灸の専門誌「医道の日本」平成8年6月号に掲載されました。
こりや痛みの治療の際、筋肉の硬いところや骨の並び方がずれているところを触って判断し、治療のポイントを決めます。この触診の大事さは筑波時代に仕込まれました。筋肉の付き方(走行)によって各筋肉の触診方法があります。特に背中は深層の筋肉がこるので、正確に鍼をこりに当てるのに触診は不可欠です。
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