こんにちは。東京都葛飾区の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。
「急に膝が曲がらなくなった。」と言って鍼灸治療にみえた方です。これまで数年来、整形外科や整骨院で膝の治療を受けてきたそうです。今回は当院に通院している方からのご紹介で「鍼を受けてみよう。」という気持ちになったそうです。
膝を拝見すると、左右の膝の内側をつけた時に足の内くるぶし同士もつくので、O脚やX脚ではありませんでした。しかし、仰向けで寝たときに痛い方の膝の後側が完全に伸びず指2本分隙間がある状態でした。また痛い方のももの筋肉がやせていました。
膝関節そのものの変形よりも周囲の筋肉(ももの表と裏やふくらはぎ)が硬くなっていることが痛みの原因と考え、硬さをほぐす鍼灸治療を行いました。初回の治療直後から膝の曲がりができるようになり、3回目ではほとんど問題なく曲がるようになりました。そしてももの硬さが取れてふっくらとなってきました。
膝の痛みの場合、ももが硬くなり(やせたように見えます)膝をしっかりと支えられないために出る事があります。
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