こんにちは。東京都葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。
きのう3月10日のNHKテレビ「ためしてガッテン」では手のふるえがテーマとなっていました。このふるえは自律神経の乱れが関与していて、ベータブロッカーという薬が根本的な治療薬でなないが、ふるえの症状を抑えるのには役立つとの話でした。(視力が低い方がメガネをかけるようなものとの例えでした)
自律神経はやる気の交感神経とリラックスの副交感神経とから成り立っています。ふるえは、このうちストレスや緊張や長期にわたって痛み止め服用で交感神経が優位の状態が続いているときに起きます。交感神経と副交感神経はシーソーのようにどちらかが上がると、片方は下がります。そこで私はふるえには、副交感神経を高めることが大切だと考えています。鍼治療で、手足のツボに浅くやさしい刺激をすることで体は副交感神経が高まります。強い刺激では交感神経に作用してしまうので、やさしい鍼治療がポイントです。
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