クモ膜下出血から生還された鍼灸師

 こんにちは。東京都葛飾区青戸の鍼灸師 小林潤一郎です。

 秋は鍼灸界も学会のシーズンです。私が参加した日本鍼灸師会 全国大会で興味深い話がありました。講師として登壇した年のころ70歳台の男性鍼灸師が今春クモ膜下出血で倒れらたそうです。息子さんも鍼灸師で、倒れた先生に治療を行いました。どんな治療かというと、井穴(せいけつ)の瀉血とのことでした。井穴は手足の指の爪の際にあるツボで、瀉血とは微量の出血をさせることです。この施術により最高血圧が200以上あって下がらなかったのが180台に下がり、容態にとって良好な結果を生みました。担当の医師もびっくりされていたそうです。無事生還された先生は、ご子息に頭が上がらないとのことでした。