こんにちは。東京都葛飾区青戸の鍼灸師 小林潤一郎です。
大森一慧さんが書かれた本「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て」は、食養生に大変参考になります。食べものをを陽と陰と中庸に分類し、バランスを整えることが柱になっています。極陽と極陰の組み合わせで中庸をはかるよりも、中庸の食べものを多く摂ることが大事だと述べられています。
大森さんのご主人(大森英櫻氏)は10代のころ、30歳ぐらいまでしか生きられない、と医師から言われていたほど病弱でしたが、陰陽の原理と出会い玄米菜食を実践され健康を取り戻せれたそうです。その体験を伝え聞いて大森家に訪れた何千人とう方々が手当て食により養生して行かれました。
陰性の症状には陽性の食べものを、陽性の症状には陰性の食べもので、からだのバランスを中庸に整え、量は症状によって加減します。その判断が適切なとき、奇跡が起こりります、と述べておられます。医師に見放された方々をも対応して来られた経験をお持ちだけに、健康的な食生活を考える上でとても示唆に富んでいます。
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