急性の坐骨神経痛の鍼灸治療

 こんにちは。東京都葛飾区青戸の鍼灸師 小林潤一郎です。

 お盆の期間中に急性(1週間前から)の坐骨神経痛のため来院された方です。前日に医療機関を受診してレントゲン検査で腰の骨の変形を指摘され、痛み止めの注射と薬を処方されましたが、腰から右足にかけての痛みが強く当院への来院となりました。

 初診時は右足を引きずるようにして歩き、ベットに横になるのも痛みを伴っていました。お盆開けに、函館まで帰省の予定のため何とか痛みを少なくして欲しいとのことでした。

 治療は右上の横向きの姿勢で腰椎4番、5番の近傍と、臀部の坐骨神経の通り道、痛みの強いふくらはぎの外側に鍼をしました。また、かかとの失眠にはお灸をしました。3日連続で治療をして、3回目の治療後は痛みが和らぎ、足を引きずることなくスムースな歩きになっていました。帰省はなんとかなりそうだと喜んでいらっしゃいました。