こんにちは。東京都葛飾区青戸の鍼灸師 小林潤一郎です。
腰痛及び全身調整の鍼灸治療に来院されている方です。ある時舌に痛みが出るとの訴えがありました。舌の専門医に診ていただいたところ、舌自体には異常はなく意識を舌に向けないように、との事でした。
東洋医学では、舌は五行で火で五臓では心になります。この舌の痛みを心の病変ととらえて手首にある心経のツボ 「神門」に鍼をしました。治療による変化は見られなかったので、心の気のうち陰気が不足して陽気が勝り心の熱が舌に現れたと考え、背中にある「心兪」へのお灸を追加しました。その後しばらくして舌の痛みは緩和されてきました。
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