こんにちは。東京都葛飾区青戸の鍼灸師 小林潤一郎です。
このところの気温の変化やエアコンによる冷えなどにより、夏カゼを引いている方が見受けられます。
東洋医学的にカゼを診る場合、鼻水の状態は参考になります。初期の透明な水のような鼻水であれば体に 「寒」(=冷え)があるので温めて汗を促すことがよいです。その後鼻水が黄色く粘るようになってくると、肺に「熱」がある状態になっています。この時は、熱を取ると治癒につながります。
鍼治療では、熱を取るツボがあります。肺経では、「魚際」(きょさい)になります。「魚際」に鍼をすることで黄色の粘る鼻水の症状が緩和されてきます。
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