こんにちは。東京都葛飾区青戸の鍼灸師 小林潤一郎です。
50代の女性。体調管理のために定期的に来院されている方です。今朝から喉が痛く、どうも風邪のひき始めらしい、ということで治療に見えました。
親指のつけねにある魚際(ぎょさい)とうツボを押すと痛みがありました。これは扁桃の炎症を意味します。魚際は経絡(ツボの通り道)では肺経にあり、五行で「火」のツボとなります。「火」の勢いを鎮めるのは「水」ですから、同じ肺経上の「水」のツボである 尺沢(しゃくたく) に治療点をとります。尺沢に15分の置鍼後、魚際の圧痛がとれてきました。同時に鼻がつまり気味だったのが通ってきました。
風邪の初期に鍼治療を行っておくと、免疫力が上がり治りが早くなることが多いです。
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