こんにちは。東京都葛飾区青戸の針灸師 小林潤一郎です。
耳鳴りを主訴とした患者さんが見えました。今回は発症して1週間とのことでした。去年もちょうど今頃耳鳴りが出て耳鼻科で薬を貰っていたそうです。
からだを拝見すると脈とツボの反応から「肝」に乱れが出ていました。春には肝気が高まると以前ブログに書きましたが、この肝気は体の上部にのぼりやすい性質があります。耳鳴りやめまい、頭や顔ののぼせなどを引き起こします。また不眠も伴うことがあります。一方で足は冷たくなっています。
今回の耳鳴りに対して針灸では、「肝」と「腎」のバランスを整える治療を行いました。また肩こりをほぐす治療も加えました。(ほとんどの耳鳴りの患者さんは肩こりを伴っています。)
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