WHOと鍼灸

 こんにちは。東京都葛飾区青戸の鍼灸師 小林潤一郎です。

 ここ数日WHO(世界保健機関)という言葉を耳にします。伝染病の撲滅や公衆衛生の向上などの活動をしている国際機関です。

 このWHOがこれまでに鍼灸の適応症を発表しています。

日本鍼灸師会ホームページより http://www.harikyu.or.jp/general/effect.html

 日本では、鍼灸というと肩こりや腰痛の治療のイメージが強いですが、WHOは広範囲に適応症を挙げています。風邪に対してですが「予防」にも適応ありとしているのは注目に値すると思います。

 もっとも鍼灸治療の現場では、「ここのところ風邪を引かなくなった。」とか「ひいても直ぐよくなっている。」という話を定期的に来院されている方からはよく伺っています。