こんにちは。東京葛飾区青戸の鍼灸師 小林潤一郎です。
就寝中に冬でも寝汗をかいてぐったりしていまう方がいます。東洋医学ではこれを盗汗(とうかん、体からの水分の漏れ)と呼び体のバランスが崩れた状態として治療の対象とします。
当院にいらした方、首の痛みの他にこの寝汗の訴えがありました。脈をみると五臓の腎(腎陰)にあたるところの弱さがありました。腎の陰のエネルギーが不足すると、体内を潤す作用がなくなって、体の内熱により水分が汗となって出てしまいます。本来出ていくものではないので体は疲労してしまいます。
針で不足している腎の陰のエネルギーを補う治療を行いました。
コメント