こんにちは。東京葛飾区青戸の鍼灸師 小林潤一郎です。
1991年6月、当時男性長寿日本一だった原志免太郎先生が大往生をとげられました。御歳108歳5ヶ月でありました。原先生は当初はバリバリの西洋医で患者さんから灸をしてもよいか、と問われると ”およしなさい”と答えていたそうです。
42歳のときに九州大学の研究生となった先生は刺激と皮下組織の研究でお灸と出会いました。動物実験の結果お灸をすると、赤血球や血小板が増え、白血球の異物に対する作用が強くなっていることを発見しました。このことは自然治癒力が高まっていることを意味します。その後お灸を普及させるため各地を行脚しました。100歳にして現役の医師として患者さんにお灸をしていたそうです。
原式灸法とは足三里と腰の8ヶ所のツボを使いますが、膝の外側にある足三里は自分で手軽にできるのでオススメです。
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