高齢者の転倒にご注意を!

 こんにちは。東京葛飾区青戸の針灸師 小林潤一郎です。

 高齢者が介護が必要な状態となってしまう原因の上位に、転倒の問題があります。特に家の中での転倒に注意です。ちょっとした段差やスリッパなどで体のバランスをくずしていまいます。そして打ち所によっては、骨折の懸念もあります。

 当院の患者さんで、80台の方。家でコタツにつまずいて脇腹をぶつけ、レントゲン写真で肋骨にヒビが入っていたとのことでした。痛みで動けないので往診の依頼がありました。体をひねったり、深く息をすると痛みがふつけたところを中心に出ていました。肋骨のヒビの場合多くは安静にして自然治癒を待つことになりますが、針治療をしますと痛みが緩和され、血行が促されて回復が早くなると考えています。この方の場合週に2回往診に伺い、2週間で寝返りができるようになり、1ヶ月でほぼ動けるようになりました。