テニス肘と鍼灸治療

 葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。

 「テニス肘」は、テニスによって起きる肘の痛みがもともとでしたが、

テニスプレーと関係なく肘の外側に出る痛みを指して、「テニス肘」と

呼ぶこともあります。

 アメリカの国立衛生研究所は、テニス肘は鍼治療で効果のある疾患の

一つとして挙げています。

 患者さんに痛みの出ているほうの手首を反らす動きをして貰い、その

時に治療者が抵抗をかけます。もし、痛みが肘の外側にでるようでしたら

テニス肘の可能性が高いです。(トムゼンテスト)

 前腕(肘から手首にかけて)の筋肉で硬さがあり、圧して痛みが出ている

ところが治療ポイントです。こちらに鍼治療をして筋肉を和らげます。

 トムゼンテストで、鍼治療のビフォー・アフターが確認できるので、

鍼の速効性を感じられる患者さんも多いです。