加齢は平等、老化は不平等。

葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。

公益社団法人 東京都鍼灸師会の「在宅医療の研究会」に行ってきました。

千葉県で在宅診療をしていらっしゃる向日葵ホームクリニックの中村明澄先生から

大事だな感じたお話です。

日本の平均寿命は男性が79.4歳、女性が85.9歳ですが、そのうち平

均の要介護期間が男性で9年、女性で12.3年あるとのことでした。

 介護が必要になるのは、パターンがあって

1つは、病気をキッカケとしてガックと状態が悪くなってしまうケース。脳梗塞

などの生活習慣病のチェックが大事になってきます。高血圧、糖尿病、喫煙、

高コレステロール、高脂血症、過度な肥満など。

そして2つ目は、ゆっくりパターンで、放っておくと要介護になる老年症候群と

言われる状態です。認知症、低栄養、尿失禁、転倒しやすい(筋力低下)、

閉じこもり、うつを思わせる症状があれば、早期発見・早期介入が大切と

のことでした。

この時の説明で紹介された言葉が、「加齢は平等、老化は不平等」です。

実年齢よりも、常に若くいたいですね。