宇宙と鍼灸

東京都葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。

 

10月13日・14日と岡山で開かれた(公社)日本鍼灸師会 全国大会に参加いたしました。

「宇宙に向けた鍼灸」がテーマで、市民公開講座では元宇宙飛行士の山崎直子さんも

講演されました。

 

宇宙に長期滞在するようになってくると、宇宙飛行士の健康管理がクローズアップされ、

体調がすぐれないので、ちょっと病院へ行って来ます、というわけには行きません。

閉鎖的な空間に長くいることでのストレス、宇宙酔い、不眠、めまい、目の疲れなど

の症状について、宇宙飛行士が自らツボに鍼をすることで、体調管理に繋がるのでは

ないかという研究がJAXAに登録されているとのことでした。

 

約3000年前に中国で発祥した鍼治療が、時代の最先端の宇宙空間で過ごす人の健康

に役立つ可能性があるわけです。時を経て、変わっていくものと、変わらないもの

(残っていくもの)があると再認識をしました。