気の海と書いて、ツボ「気海」

東京都葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。

 

ツボは、古代中国で発見されたので、表記は漢字です。ツボの勉強をしてして

漢字を使用する日本人で良かったと思います。漢字には、文字自体に意味があるので

一目で伝わってきます。例えば、「気海=きかい」というツボ。おへそから。親指1.5本分

下にあります。東洋医学で、「気虚」という状態があります。ストレスや過労、栄養不足で

気(東洋医学でいう体を動かすエネルギー)が少なくなっていることで、呼吸が浅く、

息切れしやすいとか、つかれやすく身体がだるい、なにをするのも億くう、といった症状

です。

 

このようなとき、気の不足を補うツボとして「気海」があります。気虚の患者さんを診ると、

この「気海」のところが、力なく押しても指がはねかえらず、ズボッと入ってしまう感覚で

す。浅い鍼をして10分くらいお休み頂くと、少しずつこの部分に力が出てきます。

当院では、不足したエネルギーをチャージする、充電スポット的な仕事も行っています。