こんにちは。東京葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。
若杉友子著『体温を上げる料理教室』は、人が健康になる哲学が述べられていると思います。東洋医学・鍼灸にも通じるのですが、陰と陽のバランスが大切であることが根底にあります。冷え性などの陰性体質の人が陰性の食べ物を摂ればさらに陰性を強めてしまうことになります。例えば、大豆は陰性の食べ物(この本を読むまでは知りませんでした)なので、納豆は冷え症のひとには良くないと述べられています。だた、みそは材料を選んで、2年以上熟成させることで、(塩、火、時間によって原子転換されて)「食薬」になるとしています。そして味噌汁はからだの掃除をしてくれる特効薬として勧められています。
スーパーに行くと、夏野菜といわれるトマトやきゅうりなどが1年中売られていて、食べ物の季節感が薄らいできています。自分の体質にあったものを選ぶ・・・日々の食生活を見直すのに、参考となる一冊です。
コメント