こんにちは。東京都葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。
膝の痛みは中高年になると多く見受けられます。整形外科では、レントゲン写真を撮って膝の関節をつくる骨の間にあるクッションとしての半月板が擦り減っている様子が確認されると「変形性膝関節症」と診断されます。ヒアルロン酸を注射して関節の潤滑を図る治療が行われています。
一方、膝痛に関して東洋医学ではツボの通り道である経絡の変調の結果としてとらえます。膝の外側には胃経、内側には脾経(胃経と表裏の関係で消化、吸収を助け、栄養分を運搬する)があります。味と臓腑は対応していて、甘みを摂りすぎるとは胃・脾を傷つけるとされています。そのため膝痛で甘いものを多くたべている方には、胃を元気づける治療も必要になってきます。お腹にあるツボ「中脘=ちゅうかん」が役立ちます。
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