足の静脈炎と鍼灸治療

こんにちは。東京都葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。

 坐骨神経痛の鍼灸治療をしていた患者さんから、「神経痛はよくなっています。以前から膝の内側に血管が浮き出ているのが気になります。鍼で何とかなりませんか?」というお話がでました。1日立ち仕事で夕方になると特に目立ってくるとのことでした。また足首の周りには、細い血管が皮膚の表面に多く見られその部分が紫色がかっていました。

 この血液の滞りの症状は東洋医学では、「瘀血=おけつ」といって治療の対象としています。足に瘀血があると頑固が冷えにもつながります。ツボは足首の内側にある肝経の「中封=ちゅうほう」がポイントになります。