膝の痛みと足のうらのタコ

こんにちは。東京都葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。

 膝の痛みのために鍼灸治療に見える方は多いです。痛みの強い膝の反対側の足の裏にタコがあるケースがありました。歩くとタコに痛みが出るので、体の重心はタコのない側に片寄ります。その結果として膝やふくらはぎにも負担がかかり、慢性的な痛みになってしまいます。

 足の裏のタコにはお灸をします。皮膚が厚くなっているので、2-3壮すえたところで全く感じません。このお灸は感じるまで行います。20壮くらいでだんだん暖かくなってきて、さらに続けるとやっと透熱します。コツコツとお灸をしていますと透熱するまでの壮数が少なくなってきます。お灸をすることでタコの部分に柔らかさが出てきて、歩行時の痛みが減ってきます。そして反対側の足の負担が減ってくるのです。