夜に足がつって痛む

こんにちは。東京都葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。

 最近来院された患者さんで、「この1カ月毎日寝ていると両足がつって、痛みで何度も目が覚めてしまう」という方がいます。「足がつる」部位とはふくらはぎのことでした。ふくらはぎを触診すると、両方のやや外側にある筋肉に硬さがみられました。

 以前に腰を痛めたことがあるので、鍼治療はふくらはぎと腰にも行いました。硬くなっている筋肉に鍼をすると、筋肉は緩むという性質があります。15分間の置鍼(刺した状態で休んで頂く)の後、小さなお灸をしてその日の治療を終えました。3日後に再来院されたとき、「1回の治療で夜中に足がつらなくなり、ぐっすり眠れるようになりよかった」と伺いました。患者さんも鍼治療の即効性に少し驚かれていました。