顔面神経麻痺とびわの葉温灸

こんにちは。東京都葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。

 顔面神経麻痺の治療についてです。当院に顔面神経に麻痺を起こし、筋肉の動きが低下してしまった方が来院されることがあります。病院ではビタミン剤を処方され「自分で顔を動かすリハビリをして下さい。次回は1カ月後に来てください。」などと言われ、患者さんがさらに治療の必要を感じて来られることが多いです。

 こちらでの治療は、手と足のツボに鍼を行い全身の血行を高めます。そして麻痺側の顔面神経が頭蓋から出てくるところ(耳の斜め下)から首・肩にかけてをびわの葉温灸であたためます。びわの葉温灸は遠赤外線の電気温灸器にびわ葉のエキスを入れて、ほんわかと温める治療です。火は使用しないので熱くはありません。顔面神経麻痺の針治療は発症後早く始めるとその後の回復も早く、後遺症も少ないです。