こんにちは。東京都葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。
鍼治療は体質改善のほか肩や腰、膝などの痛みを治療の対象としています。しかし鍼治療を受けたことがない人は、痛いところにやって大丈夫?という疑問を持たれると思います。例えば腰痛の場合内臓から来る痛みを除いて、多くの原因は筋肉や腰の骨の周辺の硬さにあります。痛みをとることは、この硬さをほぐしていくことになります。硬くなっている筋肉に髪の毛ほどの細さの鍼をすることで、筋肉がやさしく刺激されて血行が改善されます。そして筋肉がほぐれてくるのです。裁縫用の針をまちがって刺しても痛いのに・・・とまだ不安は解消されないかもしれませんね。治療では、鍼はストローを短くしたような管にいれ5ミリ位その管の先端から飛び出ている部分をトントンを弾くような手技で行います。これは、江戸時代に鍼師として将軍家に仕えた杉山和一という人が如何に痛くない鍼をするか、とういう点から考案した方法です。実際に鍼が初めてという方に1本目をしてときに、どうですか?と尋ねると、「えっ、もう鍼をしたんですか」というくらい痛くはないものです。
コメント