こんにちは。東京都葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。
20代の男性、デスクワークで1時間座っていると腰に鈍痛が出てくる。1か月前から整形外科で「筋・筋膜性の腰痛」と診断され治療を受けてきたが、辛さは変わらないとのことで鍼灸治療に来院されました。前屈をして貰うと自分の膝に手が行くところで痛みがでました。
この方の場合、腰方形筋といって腰のやや上側、第二腰椎から外側に8センチ位にある筋肉に硬さがありました。またこの部位には圧痛もありました。治療はこの硬い筋肉をほぐすために鍼を行いました。腰方形筋は、ツボから垂直ではなく脊柱管に向かってやや深めの鍼をしない届きません。鍼と干渉波などの電気治療の違いの一つとして、鍼は体のやや深めところにある筋肉を刺激することができることが挙げられます。
鍼治療後は1週間はデスクワークを辛さを感じることなくできたそうです。1週間目に2回目の治療を行いましたが、前回のときより腰方形筋の硬さが和らいでいました。
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