こんにちは。東京都葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。
趣味でバスケットボールをやっている30代の方が練習中にふくらはぎを痛めて鍼治療に来院されました。ふくらはぎは浅い腓腹(ヒフク)筋と深いヒラメ筋とからなり下腿三頭筋と呼ばれています。腓腹筋は膝の裏側の少し上の外側と内側とから始まっています。強くジャンプしたり、ダッシュする時にはこの内側が主に使用されます。この患者さんの場合も内側の筋肉に萎縮と硬さがみられました。腓腹筋に低周波の鍼通電治療を行い筋肉をほぐしていきました。鍼通電は1ヘルツ(1秒間に1回のリズム)で刺した鍼に弱い電気を流すもので、筋肉をリズミカルに収縮させることで血流を良くするものです。治療後は ふくらはぎが軽くなったようだ とのことでした。これから試合もあるとのことで、鍼治療による硬さの解消とスポーツ前の丹念なストレッチが大切と説明しました。
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