こんにちは。東京都葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。
授乳中のお母さん。右親指を使い過ぎているためか、曲げ伸ばしの際に「カクン、カクン」となるばね指になってしまいました。体を拝見すると、肩や肩甲骨周りの筋肉は広い範囲で硬くなっていました。当院でのばね指の治療は、「カクン、カクン」となる部位より、まず肩や背中のコリを和らげることを行います。うつ伏せの姿勢で肩と背中のツボに鍼をして15分休んで頂くと筋肉が緩んできます。鍼を抜いた後に血行改善のためにさらにお灸をしてします。そして座った姿勢で背中の硬さを確認してまだ硬いところには、ピンポイントで鍼をします。背中が緩んできたあと、ばね指の「カクン、カクン」のところに糸状のお灸をして治療が終了です。この方の場合4回の治療でばね指が軽快してきました。
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