こんにちは。東京都葛飾区青戸の鍼灸師 小林潤一郎です。
顔面神経麻痺の患者さん。10ヶ月間鍼治療を続けていて、顔の筋肉の動きが回復してきています。額や目の周囲の動きに左右差がなくなり、口の周りの動き(口角を引き上げる、口笛を吹く)に不十分な点が残っています。それも少しずつよくなってきていましたが、ここに来て口の周囲の筋肉がこわばる、逆戻りしてしまったのか、と心配されていました。
話を伺うとその患者さんはとても暑がりで、外出から戻るとエアコンを22度にしてしばらく涼んているとのことでした。足が冷たくなるまでそうしています。このような生活を1週間続けたそうです。
顔の動きのこわばりは、このエアコンによる冷えであると話しました。足が冷えると静脈血がお中を通って心臓にもどるため、腹部はもちろん体の内部が冷えてしまいます。体表も冷気で冷やされているのでダブルで効いてしまいます。
この方にはエアコンの設定は外気温との差を今の季節なら2-3度程度がいいですと説明しました。
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