深視力検査(奥行検査)とツボ療法

 こんにちは。東京都葛飾区青戸の鍼灸師 小林潤一郎です。

 肩から背中のこりの治療のために当院に来院している方。最近目の疲れがあるとの訴えがあり、治療として眉毛の内側のツボ 攅竹(さんちく)に刺鍼しました。そのころ彼は大型自動車の免許ために教習所に通っていました。大型車や2種免許の場合深視力検査(奥行検査)があり、目の遠近感や立体感を試されます。3本の棒のうち左右の2本を固定して、真ん中の棒を前後に動かして3本が直線に並んだところでボタンを押す方法で行われ、3回の誤差の平均が2センチ以下が合格の基準となっています。この深視力検査がネックとなって免許を諦めざるを得ない方もいるそうです。

 患者さんの場合 攅竹(さんちく)への鍼治療の以前は深視力検査がうまく行かないことがあったそうですが、治療後は目の焦点が合ってくるような感じが得られました。そして本番の試験場での検査で合格出来、めでたく大型免許を取得されました。