坐骨神経痛と鍼灸治療

 こんにちは。東京葛飾区青戸の針灸師 小林潤一郎です。

 腰からもも、ふくらはぎにかけての痛みは、坐骨神経痛が考えられますが、坐骨神経痛かどうかのチェック方法があります。坐骨神経伸展テスト(SLR)と呼ばれるもので、仰向けに寝て膝を伸ばした状態で、股関節から足を挙げていきます。挙げる途中でももの後ろやふくらはぎに痛みを感じたら陽性とします。そして痛みの出始める角度によって症状の軽重を判断します。足をあげて30度くらいで痛みが出るようなら重い方になります。

 針灸治療では、腰部や臀部での神経の通り道上のツボと足の裏、足首周りのツボを使います。鍼治療の直後でSLR テストで足の上がり方に改善が見られることが多いです。