痛みで腕が上がらない・・・五十肩。

 こんにちは。東京都葛飾区青戸の針灸師、小林潤一郎です。

 

 左右の背中の脇に肩甲骨という骨があります。とてもユニークな形で背中側と内臓側の表と裏の突起が異なっています。他の骨(鎖骨や上腕骨)とつなぐ靭帯や筋肉とでじつに巧みな構造になっています。

 この靭帯の間の滑液が入る小さな袋の炎症や肩の周りの筋肉の硬さによって、腕を上や横に動かすときに痛いという五十肩の症状がでます。 症状がキツイと痛みで夜目覚めてしまいます。また、着替えやシャンプー、スボンの後ろのポケットに手を回すのもつらくなります。

 鍼治療では、肩のまわりの筋肉をほぐして血行を改善をしていきます。五十肩の場合は慢性化してしまうと、治療に3ヶ月から半年と長期になってしまうので早めの治療開始が大切です。