お腹の手術後のケアとツボ療法

葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。

 

東洋医学の健康についての考えに、血流は滞ることなく巡ることがよい、

があります。

手術や帝王切開でお腹を切ると、腹膜の癒着が起こりお腹での血流に

滞りが生じてしまいます。東洋医学では、これを「瘀血=おけつ」と呼んで

治療の対象としています。お臍の周りを押した時に重苦しさや痛みが

感じられたら、瘀血あり、とみます。

瘀血の状態は、全身の血行が低下してしまうので、めまい感や

頑固な肩こり・腰痛の遠因にもなるので、解消のためのツボ療法として

足首まわりのツボに鍼とお灸を行っています。