右足うらのタコの意外な原因。

葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。

 

右足の裏の第1指と2指の間にできたタコの痛みのために来院された方のお話です。

直径1センチほどのタコがあり、押したときには痛みが強く出ていました。

痛みのためにかばって歩くため腰に硬さもありました。

鍼治療は、腰とふくらはぎに行いました。そしてタコに小さなお灸です。

お灸は感じるまでしますが、この方はすぐに熱が通りました。

 

その後立って、つま先立ちをして頂くと左の足の指に力が入らず、よろけてしまいそうになりました。

このため足の指の際に置き鍼をしながら、指の関節の動きを広げる手技を行っていきました。

ビフォー・アフターを確認すると、左足の指に力が入れられるようになり安定してきました。

 

今回の右のタコは、左の指に力を入れられないため、歩くときに足の指で床を蹴ることが出来ず、

右の足裏に負担がかかる状態が長年続いたために起きたと考えられました。2回の治療後、歩行時の

痛みはほぼ解消しているとのことです。