急性腰痛と鍼治療

こんにちは。東京葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。

 50代の男性の方が急性腰痛(ぎっくり腰)のため来院されました。知り合いに勧められて○体治療に行ってみたものの、ガンガン揉まれて痛みがより強くなっているとのことでした。腰が痛い時に特徴的な、体はやや前かがみで片側に傾いていて、狭い歩幅の姿勢で、顔を洗うような中腰はこわくてできない、とのことでした。

 当院では治療の姿勢も重要だと考えています。ぎっくり腰の場合、うつ伏せがきついときは横向きになって貰います。治療のため15分位は同じ姿勢でいるので、楽な姿勢でどうぞ、と話しています。

 この方の場合、腰の骨を軽く押したときに痛みが感じられたため、体の奥の骨の周囲に硬さがあると考えられました。治療は腰の骨の際に鍼をして、そのまま10分間休んでもらいました。初回治療の終了後は、まだ痛みが残っていました。しかし歩幅が広がり回復の兆しが出始めました。3回目の後は、ベットからすぐに起き上がることも出来、腰を動かしても痛みを感じなくなっています。