こんにちは。東京葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。
鍼治療を初めて受けられる方から、時々出る質問に「鍼治療ってくせになりませんか?」というものがあります。この場合の「くせ」とは、鍼治療を受けるとまた治療を受けたくなってしまうという意味で使われているのでしょう。
答えは半分NOで、半分YESだと思います。例えばギックリ腰で治療にいらしたとします。たいがい2-3回の鍼治療で楽になることが多く、治ってしまえばこれで終了です。一方、慢性的な腰痛、肩こり・頭痛、不眠、胃の不調などその方の体質になっている場合は、継続して受診されています。これは薬を飲むとかえってお腹の具合がよくなかったり、これまでの電気や牽引治療の成果がいまひとつ、ということから、ご自分には鍼治療があっているとお考えだからでしょう。
治療者からみますと、鍼治療は主訴の改善に加えて、免疫力が上がったり、よく眠れるようになったり、長年の咳が出なくなったりと、「こちらが良くなるとあちらも良くなる」というおつりがくる点で、オトクな治療とも言えます。
コメント