五十肩・・夜中の腕の痛み

こんにちは。東京都葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。

 五十肩、五十歳より若い方でも発症するので四十肩とも呼ばれています。私も経験者です。痛みのために腕が上がりずらくなるのが特徴ですが、夜間に痛みが出ることがあります。寝返りで体を動かしたときに痛みを感じて目覚めてしまいます。一晩に何度かあるので、寝た気がしません。患者さんには、私の経験から「夜に痛みが出るときは、仰向けで痛い方の肩の下にバスタオルを4枚折くらいにして体を固定するといいですよ」と話をしています。

 鍼治療には、五十肩のために見える方は多いですが痛み出してからひと月とか、我慢していても直らないので来た、という方もいます。五十肩は早く治療を始めれば、早く楽になっていきます。治療を始めてしばらくするとまず患者さんから言われることは「夜の痛みが薄らいできました」ということです。その次に腕の動きが少しずつ回復していきます。治療は硬くなってしまっている腕や肩、背中の筋肉をほぐす必要があります。触診の上硬さの強いところに鍼をしていきますと、筋肉にゆるみが出てきます。