こんにちは。東京葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。
3ヶ月前にめまいを訴えていらした方で、病院で胃潰瘍と診断され現在も通院中しているとのことでした。ここ1年での体重減少もかなりありました。お体を拝見すると、胃のツボの通り道になっている足の脛の筋肉が痩せていて、力のない脈をしていました。胃と腎(東洋医学で考える生命エネルギーの源)のパワーアップを図りながら、めまいの治療をおこないました。週に1回の鍼灸治療の4回目にはめまいは治まっていきました。そして先日久しぶりに治療に来院され、「調子がよくなりました。食欲がでるようになって体重も鍼を始めたころより5キロ増えました。めまいも出ていません。」と話されました。
当院では、体の健康の牽引役として胃の働きを重視しています。問診や脈診、触診で胃のパワー不足があるとき、まずアップを図ります。そのためのツボが足や背中にあります。
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