慢性胃炎・逆流性食道炎の鍼灸治療

 こんにちは。東京都葛飾区青戸の小林はりきゅう院 小林潤一郎です。

 今日は七草粥の日です。お正月の御節料理で疲れた胃を休め、また冬場には不足しがちな青物野菜を摂って栄養をつけ、最も寒いこの時期を乗りきろうという意味があるのでしょう。

 慢性胃炎、逆流性食道炎と診断されて1年間胸やけ、ムカムカで悩まされている20代の方が来院されました。脈を拝見すると胃の力が弱く、臍の周囲での圧痛があり、背中の筋肉に硬さがみられました。鍼で足の脛にある胃のツボを刺激し、お腹をやわらかくする足首にあるツボにも刺鍼しました。また背中の胃の裏にあたるところ左右3箇所ずつにお灸をしました。(胃の六ツ灸) その後治療を3回行っていますが顔色がよくなっていて、胃の脈が充実してきました。自覚的には食後のムカムカ、胃の後ろあたりの痛みが軽減しているとのことです。