パンパンに浮腫んだ足の鍼灸治療

 こんにちは。東京都葛飾区青戸の鍼灸師 小林潤一郎です。

 80代の女性です。神経痛の痛み止めを服用するようになって約2ヶ月たち、両方の足に浮腫みが出るようになったとのことでした。足を拝見すると、膝から足首にかけてパンパンに浮腫みがありました。健常な方は足首周りが細くなっていますが、この方の場合ふくらはぎの太さと足首の太さが同じ位でした。浮腫みが強いと足の神経を圧迫するので、痛みも伴ってしまいます。

 鍼灸治療では、水に関与する腎経のツボ「復溜」への置鍼と踵のツボ「失眠」のお灸を毎日行いました。10日後くらいから浮腫みが引き始め、2週後には足首がはっきりとわかる健常の足になりました。